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全旋回オールケーシング工法(CD工法)
全旋回オールケーシング工法(CD工法)は、ケーシング先端のカッティングエッジに超硬チップを取り付けたカッタービットを装着し全旋回掘削機にて回転させながら地中の障害物を隔離し、地中の既存躯体(地下構造物の梁・柱・底盤・基礎杭)をハンマグラブ等でケーシングチューブ内の土砂や障害物を排土撤去する工法です。
周辺地盤への影響が少なくケーシング内部の障害物を完全に取り除く事ができ、撤去後は発生土や砂・砕石・モルタル等で埋め戻します。近年ではSMWや場所打ち杭の先行工事として採用されます。
特徴
- 高トルクな回転力により、岩盤、転石、玉石等の掘削や鉄筋コンクリートの切削が可能です。
- ケーシングチューブにより掘削孔の防護を行いながら内部を掘削していくため周辺地盤への影響が少ない。
- ケーシングチューブ内部の転石や障害物等をハンマーグラブで完全に取り除く事が確実にできます。
- 大口径、大深度の掘削に適しています。
- ケーシング削孔の為、その剛性力により高い鉛直性が得られ、全周回転するのでフリクションカットに優れています。
施工例・施設例
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