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BG工法(多機能大口径削孔工法)
BG掘削機とはドイツバウアー社製の自走式掘削機で、高トルクのロータリーヘッドと押し込み力の大きな削孔装置を備えた油圧式万能型大口径掘削機を用いた工法です。強力なトルクと押し込み力をもった、マルチ型基礎工事用機械で、ケーシング回転による切削力が強く、ケリーバーの先端に各種アタッチメント(オーガードリル・ドリリングバケット・コアチューブ等)を用途に応じて組み合わせる事により、硬質地盤・岩盤削孔及び既存杭や地中障害物の撤去等ができる効率よい掘削ができます。所定深度までの既存障害物撤去完了後、ケーシング内を良質土あるいはセメントミルクで埋め戻し、ケーシングを引き抜きます。
BG掘削機による地中障害撤去は障害物を完全に取り除いた後に埋め戻すことが可能なため、周辺地盤や後施工への支障が少なく、また敷地境界との離れを多く必要としないため、境界際の障害撤去に有効です。
機種 | BG-7 | BG-14 | BG-18 | BG-28 | BG-30 | |
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仕様 | (標準仕様) | (標準仕様) | (標準仕様) | (標準仕様) | (標準仕様) | |
高さ(H) | H=15.8m | H=20.5m | H=21.3m | H=26.5m | H=20.9m | |
幅(W) | W=3,200mm | W=3,740mm | W=4,450mm | W=4,500mm | W=4,500mm | |
長さ(L) | L=7,380mm | L=8,980mm | L=8,710mm | L=8,700mm | L=9,000mm | |
ロータリー パワーヘッド |
最大トルク | 7.0ton-m | 14.0ton-m | 17.8ton-m | 27.5ton-m | 30.0ton-m |
最大回転数 | 40.0rpm | 38.0rpm | 31.0rpm | 35.0rpm | ||
フィード | 最大引抜力 | 15ton | 20ton | 19.6ton | 28.0ton | 40.0ton |
最大押込力 | 15.0ton | 15.0ton | 15.4ton | 26.0ton | 25.0ton | |
ストローク | 4,600mm | 6,500mm | 5,600mm | 10,400mm | ||
総重量 | 鍾具・揺動機を除く | 約37.5ton | 約65.0ton | 約62.0ton | 約91.4ton | 約104.0ton |
揺動機 | 最大トルク | 47.7ton-m | 204.0ton-m | 204.0ton-m | ||
最大引抜力 | 75.0ton | 188.0ton | 188.0ton | |||
ストローク | 400mm | 540mm | 540mm | |||
総重量 | 約4.0t | 約12.0t | 約12.0t | |||
最大削孔径 | 1,000mm | 1,500mm | 1,500mm | 2,000mm | 2,000mm | |
最低離隔距離 | 揺動機無 | 850mm | 1,100mm | 1,100mm | 1,100mm | |
揺動機有 | 1,050mm | 1,390mm | 1,390mm |
特徴
- 高トルクな回転力により、岩盤、転石、玉石等の掘削や鉄筋コンクリートの切削が可能です。
- ケーシングチューブにより掘削孔の防護を行いながら内部を掘削していくため周辺地盤への影響が少ない。
- ケーシングチューブ内部の転石や障害物等をハンマーグラブで完全に取り除く事が確実にできます。
- 隣接建物ならびに敷地境界との離隔が比較的少ない寸法での施工が可能です。
- ケーシング削孔の為、その剛性力により高い鉛直性が得られ、全周回転するのでフリクションカットに優れています。
- 自走式の為、機動性に優れています。
施工例・施設例
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